【保育士の知恵②】着替えを一人でできるようにする工夫
元保育士のスーパーおばあちゃんの知恵を紹介しています。
前回は洗面所のタオルに手が届くようにする工夫でした。
今回は、一人で洋服を着れるようにする方法を紹介します。
▼前回の記事はこちら▼
◆パンツは「前」に印をつける
おばあちゃんは、パンツの「前」に赤と黒のペンで印をつけ、「マルがあるのが前だよ」と教えました。
なんだ、そんなことかと思いますよね!?
でも、これだけで今まで着替えを嫌がっていた息子が、「マルはどこ~?」と言ってマルを探し、それを前にして一人でパンツを履くようになっていたんです・・!
私が想像するに、ただの黒丸ではなく赤と黒で目立つところもポイント。
ちょっとしたことですが、ただの黒丸よりかわいいし、子どもの興味を引くのだと思います。
◆シャツ、ズボンは「こどもちゃれんじ」流
シャツ、ズボンには印をつけていませんが、「マルが前」が分かるようになると、「ポケットが後ろ」「ボタンが前」など、その都度声をかければ着れるようになります。
更に、うちでは『こどもちゃれんじ』の教材に出てくる声掛けも併用。
「ズボンのトンネルを通るよ~!するるんぱ!」と言いながら足を出し、同じように頭と手もノリと勢いで出します。
他にも「アンパーンチ!」と言って手をそでに通すのもよくやります。
▼『こどもちゃれんじ』についてはこちらの記事で詳しく紹介しています▼
www.uchino-kosodate.info
◆靴下は電車に見立てる
息子は電車好きなので、靴下は電車に見立てて「はきたい気持ち」をくすぐります。
赤い靴下は「こまち」、緑は「はやぶさ」など、同じ色の新幹線の名前をつけます。
「今日はこまちにする?はやぶさにする?」とか、「こまちと同じ色だね~」と言うと、喜んではいてくれます。
靴も同じように、色によって電車の名前をつけています。
▼靴の名前についてはこちらの記事でも紹介しています▼
◆おわりに
今までは服にペンで名前や印を書くのって抵抗感がありました。
保育園に持っていく洋服もお名前シールを貼ったりしていましたが、まあトレーニングパンツは時期が終われば捨てるんだろうし、何よりも子どもが無理なく楽しく生活習慣を身につけられることが最優先。
イヤイヤに遭遇しなければ親も優しく接することができるし、家庭の平和に直結します。
と言いつつ、自分で油性ペンで印をつける覚悟はまだないので、必要な時は夫にやってもらうことにします・・!