【保育士の知恵④】生後6ヶ月から始めるトイレトレーニングの方法
元保育士の夫のお母さんは、夫が生後6か月の時からトイレトレーニングを始めたそうです。
私は「急がなくてもいずれできるようになるんだから・・」と思って2歳半を過ぎても真剣に取り組んでいませんでしたが、おばあちゃんが始めたら1週間で成果が出てきたのでびっくり。
おばあちゃんのトイレトレーニングのやり方を聞いてみました。
◆ポイント1:生後6か月からトイレに連れて行く
生後6か月の時から、便器に向かって足を広げて抱え、「しーしー」と言います。
その時、手で股をくすぐるように触り、「誘う」んだそうです。
そうするとおしっこが出て、「しー」=「おしっこを出す」が繋がるとのこと。
股をくすぐるというのは初めて聞きました。
これぞおばあちゃんの知恵。
◆ポイント2:子どもを観察し、タイミングを逃さない
子どもが単語を言えるようになったら、遊んでいる時にふと立ち止まったり、真顔になったりといった「おしっこが出そうなそぶり」を見逃さず、「それが『しー』だよ」と教えます。
そしてすかさずトイレに連れて行き、「しー」でおしっこを出させると、おしっこが出る前に「しー」と言って教えるようになるとのこと。
この、「そぶりをキャッチする」のが難しい・・。
子どもの顔をよく観察することが必要なんでしょうね。
◆ポイント3:トイレに余計なものは置かない
うちのトイレには『こどもちゃれんじ』の教材で、トイレが好きになるのを狙ったオモチャやシールが置いてあるのですが、子どもを集中させるためには置かない方が良いそうです。
確かに、オモチャがあると便器に座ってから遊び始めて、親の声が耳に入らないのか言うことを聞かず遊び続けることがありました。
トイレトレーニングを始めたばかりの時には興味を持たせるのに有効だったので、ずっと置きっぱなしにせず、役割が終わったら速やかに撤去するのが良さそうです。
▼『こどもちゃれんじ』のトイレ教材はこちらで紹介しています▼
◆ポイント4:妥協せず決めたタイミングでトイレに行かせる
おしゃべりができ、理解力もついたら「トイレに行くときは行く」ということを教え込みます。
イヤイヤ期の息子は「トイレに行こうよ」「行って」と言っても「いや!」と言うことがありますが、おばあちゃんは妥協しません。
起床時、食後、お出かけ前、帰宅時は、どんなに嫌がっても絶対トイレに連れて行きます。
子どもが嫌がっても、声を低くして「行きなさい」と説得。譲りません。
やがて、決めたタイミングにトイレに行く習慣ができます。
息子はおばあちゃんの説得は聞くのですが、私が声を低くしても「やだやだ」と言って聞かないことがあります。
遊びたい、TV見たいなど子どもなりの理由があって、今までは「じゃあ1話見たらトイレ行くんだよ」とこちらが妥協していましたが、おばあちゃんによるとそれはNG。
どんどん付け上がり、1話で済まなくなるとのこと。
確かにその通りです。
かと言って、声を低くして説得し続けても終わりが見えないことも。
「お腹のムズムズさんバイバイしよう」とか色んな声掛けを模索中です。
イヤイヤ期に入る前にトレーニングが完了していたら、どんなに楽だったことでしょう・・。
◆おわりに
おばあちゃんはこの方法で、夫が1歳半になった頃にはオムツを卒業させたそうです。
オムツ代がかからなくて楽だったと言っていました。
話を聞いていて「そんなにうまくいくのかな~」と半信半疑ですが、試す価値はあるので、2人目には実践してみようと思います。
冬はパンツが濡れると冷えてしまうので、トレーニングを始めるのは夏が良いそうです。
息子も今トレーニング中ですが、失敗して1日に何枚もパンツを洗うことがあるので、乾きやすいという点でも夏の方が良さそうです。
1年前の夏、息子は1歳半でした。
やろうと思えば1年前にできたんだな~。
1年分オムツ代を節約できたはずなのに・・。
しかも、イヤイヤ期に入る前に完了できたはずなのに・・。
怠けずに、早くから始めれば良かったです。
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