【無痛分娩体験記①】入院1日目 出産準備
無事ここちゃんを出産し、退院しました!
これからしばらくは、入院中に書き溜めた東京マザーズクリニックでの出産について連載してみようと思います。
東京マザーズクリニックは無痛分娩が中心の産院で、元々不妊治療で通っていた病院が紹介してくれたところです。
「値段は高いけど、一生に何度も無いことだからぜひ・・」と言われ行ってみたら、「コンシェルジュ」なる存在のスタッフがいたり、なんだかセレブっぽくて一般庶民の私は背伸びしっぱなしでした。
でもさすがに全般においてとてもサービスが気持ち良くて、特に入院生活は助産師の皆さんはじめスタッフの方がとても親切で優しくて、産後の疲れた心と身体にしみいる言葉をかけてくれたり、赤ちゃんを預けてゆっくり休ませてもらえたり、大満足のお産経験となりました。
無痛分娩ってどんな感じ?
東京マザーズクリニックのお産ってどんな感じ?
という小ネタを、少しずつ書いてみたいと思います。
今日は入院1日目、出産前日の生活について書きます。
▼これまでのマタニティ生活についての記事はこちら▼
◆入院手続き
14時 夫、よっぴぃと共に産院に到着。
入院手続き、病室での着替えを済ませ、NSTで赤ちゃんの心音とお腹の張り具合を確認します。
スタッフの方が乗り物の絵本を持ってきてくれて、よっぴぃもご機嫌。
一緒にベッドに横になって絵本を読んで過ごしました。
助産師さんに「あまり効き目はないんですけど、痛みを和らげるシールを貼ります」と言われ、「え、もう痛いの?いつ、何による痛みが来るの?」と若干不安になります。
夫に「考えても解決しないから聞いてみれば?」と言われますが、変なとこシャイな私は聞けず。。
ナースコール押してまで聞く事でもないし。。
◆麻酔準備
15時 点滴の管を腕に、麻酔の管を腰に入れます。
処置室に通され、ベッドの上で背中を丸めて横になります。
緊張で手足が震えて汗をかき始める私。
助産師さんと麻酔の先生が世間話をしたり、ジブリの音楽をかけてくれました。
針を刺す時に少し痛みますが、レベル1くらいの痛み。
麻酔の先生が、「点滴より痛くないかも」というのでビックリ。
助産師さんに「シール効きました?」と聞かれて更にビックリ。
あのシールは点滴の為だったのか。。
そして、点滴ってそんな痛いもんなんだ。。
たしかに、いつもの採血より2倍くらい痛かったです。
そして麻酔の管を入れるのは点滴と同じくらいの痛みでした。
両方とも、後から体を動かす度に少し痛むのがちょっと辛いです。
◆内診
16時 内診。子宮口が3cm開いていないため、ミニメトロという風船を入れて広げます。
「子宮口の開きは2〜3cmってとこですね」と先生。
くそ〜、あと1cmだったかぁ〜。
ミニメトロを入れるとお腹が張りやすくなるし、トイレもしづらくなります。
できれば入れたくなかった。。
◆夕食まで
夕食は18時半です。
ミニメトロを入れたことと、台風が近づくと低気圧の影響か陣痛が起きやすいという助産師さんの言葉に影響され、16時半頃から前駆陣痛が来やすくなりました。
「夕食後1〜2時間は麻酔できないので、耐えられなくなったら夕食の前に言ってください」と言われ、大いに悩みます。
痛いのはヤダ、でもご飯は食べたい。
この先、出産2時間後まで飲食禁止なので、できれば食べたい。
夫に「早くご飯持ってきてください〜って言えば?」と言われますが、まだ16時半なのにそんなわがまま言える訳ない!
ニヤニヤしてる夫、楽しんでるな。。
よっぴぃはNHKのEテレを見始めて、やっとベッドから降りてくれました。
しばし休憩。
◆夕食
18時半 面会は20時までですが、よっぴぃと夫は帰宅し、私は待ちに待った夕食です!
美味しい家庭料理って感じ。
デザートがオレンジ1切れで少し寂しいけど、野菜、お肉の量が多くてビックリします。
これが理想の夕食なのか〜。
普段の食事より、野菜がずっと多くて、全体的に量が多い印象です。
◆アメニティを満喫【ハーブティ】
夕食後はゆっくり寝るだけ。
点滴・麻酔の管と、ミニメトロの地味な痛みと、時折来る前駆陣痛の痛みから気をそらすのに打ってつけなのが、アメニティのプチ贅沢体験。
普段は水しか飲まない私にとって、ティファールでお湯を沸かし、ハーブティをいれるのも、ワクワク。
なになに、沸騰したお湯で3分か。
ドキドキしながらお湯を入れ、一瞬でまっ茶色になったお湯を見て焦ってすぐティーバッグを引き揚げました。
ほんとに3分入れるのかなあ?
よく分からんが、カップにフタをして3分待つ。
カップヌードルかい!
3分後、フタをとって飲もうとして、あまりの熱さに再びビックリ。
正しいお茶のいれかたが分かりません。。
まあでも、ハーブティ自体は少しイチゴの香りがした気がする。
贅沢気分は味わえました。
◆アメニティを満喫【ボディクリーム】
次は洗面所にあったイソップのボディクリームです。
よっぴぃの出産でお世話になった時、一番覚えてるのが、このイソップのシャンプーです。
産後うつになりかかっていた時、久しぶりのシャワーでイソップの香りに包まれた瞬間、至福の喜びと心の解放を得て、何とか持ち直しました。
だから今回もイソップ様に再会できることを待ちわびており、今日はシャワーは使えないので、ボディクリームを塗ってみることにしたのです。
つけすぎは良くないかな?と思い、少しだけガサガサのカカトにつけてみます。
あれ、鼻炎のせいかな、全然香らない。
手にも塗ってみる。
やっぱりあまり香らない。。
でも良いのです!
イソップというだけで、私の心は満足致しました!!
◆おわりに
明日は早朝から様子を見て、陣痛促進剤と麻酔を投与します。
大体出産は昼頃になるケースが多いそう。
でも、夜中に陣痛が来ることもあるそうで、何が起きるかわかりません!
10ヶ月一緒にいたここちゃんと、一体で過ごすのも今夜が最後。
今までの事を振り返りながら寝る事にします!
▼東京マザーズクリニックのHPはこちら▼
胎児ドックと無痛分娩 - 東京マザーズクリニック(世田谷区の産婦人科)