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【無痛分娩体験記15】本当に無痛?体験談を集めてみました

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完全無痛を希望して、2人東京マザーズクリニックで出産しましたが、2人とも前駆陣痛があり、想像していた完全無痛とは違いました。

また、産院でお話しした他のママ達の中にも、何かしら痛みがあって予想とは違ったという方もチラホラ。

その体験談は一人一人違って、お産は一通りでない事もよく分かりました。

そこで今日は、私の体験と、私が聞いた4つの体験談をご紹介します。

無痛分娩って本当に無痛なのか?

無痛のつもりだったのに、想定外!という事で慌てない為にも、予め起こりうるケースを知っておくと良いと思いました。

無痛分娩を検討中の方の参考になれば幸いです。

 

また、今日で無痛分娩体験記は終了です。お付き合い頂きありがとうございました!

明日からは通常通り、育児ライフやおすすめアイテムの紹介などをつづっていこうと思います。

 

 

◆ケース①: 基本ケース

最初は産院から説明される基本ケースです。痛みは皆無・・のはず。

・出産日を決める

・出産日の前日に入院

・麻酔、陣痛促進剤投与

・出産

 

◆ケース②: 前駆陣痛(その1)

私の1回目の出産時の体験です。

・出産日を決める

・入院2日前に前駆陣痛で産院に駆け込むも、治ってしまい帰宅。

・入院1日前に再び前駆陣痛で、今回はそのまま入院させてもらう。

・麻酔、陣痛促進剤投与。

・赤ちゃんの回転が足りないので帝王切開になるかもと言われ、慌てる。

・いつのまにか回転していたらしく、突然分娩室に移動する。安堵するも「回転したなら早く教えてくれよ」と思う。

・分娩室で3回いきむと、するんと誕生。痛みは皆無。

・出産後は会陰切開後陣痛の痛みに悩まされる。痛み止めの薬を処方されているがあまり効かない。

 

◆ケース③: 前駆陣痛(その2)

私の2回目の出産時のケースです。

・入院まで予定通り。

・入院した日の夜、前駆陣痛がきて、明け方に麻酔と陣痛促進剤を投与。

・朝早く破水、あっという間に出産。

胎盤が剥がれにくく、後産が長引くも痛みは皆無。

・会陰切開の傷が浅く、産後にその痛みは無かった。後陣痛は痛い。

 

◆ケース④: 緊急帝王切開

緊急帝王切開になった方のお話です。

・入院、麻酔、陣痛促進剤投与まで予定通り。

赤ちゃんの心拍が下がってきたとの事で緊急帝王切開に。突然、予想外の展開にかなりショックを受けられたそう。

帝王切開手術自体は痛みはないものの、術後は体を動かすたびに痛いとのこと。歩行、着席なども痛そうで、ゆっくりされていました。直前まで無痛のつもりだったのが急に帝王切開になった精神的ダメージがかなり大きいようでした。

 

*他にも緊急帝王切開になった方のお話を聞きましたが、この方は術後の痛みがほとんどないとの事でとても元気でした。同じ帝王切開でも個人差があるようです。

 

◆ケース⑤: 破水

・出産予定日の2週間前に破水陣痛タクシーで産院に駆け込む。我慢できる程度だが陣痛もあったとのこと。

・麻酔開始、出産。

・出産時の痛みはなく、術後の痛みもそんなにないとの事。

 

◆ケース⑥: 押し出し

・基本ケースと同じだが、唯一痛かったのが、赤ちゃんが下に降りて来ないという理由でみぞおち辺りを押された時。その場所は麻酔を効かせないので、普通に結構痛かったとの事。

 

◆おわりに

無痛分娩の良さは、母体の疲労緩和と早期回復があると思いますが、出産前に恐怖感に怯えずに過ごせることも大きなメリットです。

ただ、全くの無痛を想像してルンルンだったのに、お産の現場で想定外の痛みがあると、受けるショックが大きいもの。

帝王切開を経験された方に2人お会いしましたが、お一人は産後もショックが引かず落ち込んでいて、痛みも辛そうでした。

もうお一人は気持ちが元気で、痛みにも煩わされていなかったので、落ち込んでいると余計に痛く感じてしまうのではないかと思いました。

 

私も1回目の出産で「帝王切開になるかもしれない」と言われた時、まるで裏切られたかのような、悔しい気持ちで泣きそうだったので、ショックを受ける気持ちがよく分かります。

それは例えるなら、夏休みにハワイに行く予定で楽しみにしていたのに、出発の日になって台風でツアーが中止になったみたいな。。

誰のせいでもないし、起こりうることなのに、いざ自分の身にふりかかるとやり場の無い怒りと哀しみが押し寄せる・・そんな感じでした。

 

自然分娩の痛みに比べたら小さいかもしれませんが、無痛分娩でも痛い時もあると予め覚悟しておく方が、実際に痛くなった時でも精神的に安定してお産に臨めると思いました。