3歳男児の思いやりに感動した話
先月3歳になった息子。イヤイヤ期が終わらないうちに妹が生まれ、しばらくは「ママじゃなきゃイヤ!!」と猛烈な「ママ、ママ」連呼攻撃を続けていました。甘ったれだね~と言われていた息子ですが、それでも少しずつ成長していたようで、5か月が経った今は妹が泣いていると駆け付けてあやすことも。うさぎの指人形を使って「こんにちは、うさぎです。」と言ってみたり、絵本を読みきかせてみたり。
お兄ちゃんになったなぁと見ていたら、昨日は更に成長を感じる、嬉しい出来事がありました。
◆雨の中、保育園の帰りにスーパーで買い物をした時のこと・・
私は抱っこひもで妹を抱っこしていて、背中にリュック、手には息子のカバン&傘という格好でした。息子はまだ傘をまっすぐ持てないのでフラフラしていて、私は狭い道で人にぶつからないか気にしながら歩いており、正直疲れていました。
スーパーを出ると息子が「よっぴぃが持つ!」といってスーパーの袋を放さなくなってしまい、私は「両手で傘持った方がいいよ」「一緒に持とう?」と説得しましたが聞かず・・。フラフラして人にぶつかるのが心配だし、私が持った方が早く歩けます。でも、息子が「自分がやる」と言って聞かないのは家でもよくある事で、拒否すると泣いて手が付けられません。内心「またか・・」という気持ちでした。いつものイヤイヤが始まると困ると思い、飽きるまで持たせることにしました。
◆サツマイモや鶏肉の入った袋は3歳児には重く・・
3分ほどで息子は泣き顔になって「うっうっ・・」と言い始めました。「代わろうか?」と聞くと「これ持って!」と傘の方を渡されました。やれやれ、そんなに重いなら持たせてくれればいいのに・・と思いながら、「どうして重いお荷物持ちたいの?」と聞くと・・。
「だって、重いお荷物もったら、ママが重くないから」
・・じーん。ママを思いやる気持ちを持てるようになったのかぁ!と感動してしまいました。その後も家まで頑張って持ち続け、無事帰宅。嬉しかったので仕事から帰った夫にも報告。夫、感涙(笑)。夫が「ママを助けたのか、かっこいいぞ!」とほめると、「ママが重くないように助けてあげたの」と説明していました。
(↑家にたどり着いたよっぴぃ)
◆子どもの気持ちを知る喜び
言葉が増えて、何を考えたか説明してくれるようになり、子どもの気持ちを知って驚いたり感動したり。子育ての楽しみが広がりつつあります。今回の出来事で、一見単なるイヤイヤ期の自己主張に見えることも、子どもなりの理由があっての行動なんだと実感しました。子どもに思いやりの心が育っていることも感じて、とても嬉しかったです。重い荷物を持ってあげる優しさ、私の方が出来ていないかも。。子どもと一緒に私たちも、あたたかい人間に成長していきたいなと思いました。
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