【鉄道博物館②】運転体験、実演イベント、ジオラマ、レストラン、ショップなど見どころ満載!
2018年7月5日にリニューアルしたばかりの、埼玉にある鉄道博物館。見どころが満載なので、数回に分けてご紹介しています。今日は、4階建ての館内と、屋外の公園について、見どころをご紹介したいと思います。整理券が必要なアクティビティや、時間が決まっているイベント情報も記載しますので、ぜひ見逃さないようチェックしてからお出かけください!
◆はじめに
第1回目の記事と一部重複しますが、先に全体像とフロアマップを載せておきます。
鉄道博物館は4階建てで、入口があるのが中央の本館。本館の左側が北館で、右側が南館です。入口を起点(0)にして、距離がメーターポストで示されています。北館の端はN300、南館の端はS300です。
▼フロアマップ(PDF)はこちら▼
http://www.railway-museum.jp/map/pdf/floor_guide.pdf
それではいよいよ、1階から順に見どころをご紹介していきたいと思います。各階、本館→北館→南館の順に書いていきます。
◆【1階】
(本館)
●車両ステーション
入口入って右側。36両の実物車両が並ぶ、迫力満点のゾーンです。展示されている列車は、客席や運転席に入れるものもあります。
見逃しがちなのが、入ってすぐ右側にあるD51運転シミュレータ。解説員がついて、蒸気機関車の運転を体験できます(中学生以上)。1日28組限定で、10時から整理券配布、1回500円です。
車両ステーションはイベントも多いので、制覇するにはスケジュール確認が必要!HPに記載されているイベントを時間が早い順に並べてみました。
<土日祝日10:15>クモハ101形ドア開閉体験(先着順)
<土曜11時>200系新幹線の車内放送実演
<日曜・祝日11時>0系新幹線の汽笛・車内放送実演
<12時・15時>転車台回転・汽笛吹鳴実演
蒸気機関車が乗っている巨大な転車台の回転を見学できます。大きな汽笛が鳴り、すぐ近くで回転を見ることができる、必見のイベントです。
<13:30>マレー式蒸気機関車の動輪回転実演
内部が見えるよう半分にカットされた蒸気機関車で、蒸気がどのように伝わって動輪を回すのか、間近で観察できます。
<14時>200系新幹線の連結器作動
<土日祝日15:30>485系屋根上機器の動作実演
入口入って左側。お菓子、おもちゃ、衣料品、文房具など盛りだくさん!息子のリクエストで購入したのは、はやぶさ模様の筒に入ったチョコ(800円)、はやぶさ模様のマスキングテープ(500円)、シンカリオンのシール(100円)。
ほかにもおもちゃや、靴下や、OJICOのTシャツや、お弁当箱や、メモ帳など目に付くもの全て欲しい欲しいと言っていました。
(北館)
●てっぱくライン
ミュージアムショップを過ぎて一度外に出ると、右側にあるミニ新幹線「はやて」。最大28名乗れて、230mの区間を走行します。
●キッズプラザ
北館屋内は、プラレールで遊べるキッズプラザ。ほかにも乳幼児用のエリア、お絵かきできる壁、自分で駅弁を作るおままごとエリア、親が休めるカフェ、授乳室があります。プラレールは家でもできるし・・と思ったけど、息子はここがすごく気に入って、1時間近く遊んでいました。
●ミニ運転列車
3人乗りのミニ列車の運転体験ができます。10時から整理券が配布され、1組200円です。山手線、イーストi、踊り子、成田エクスプレスなど、11両の列車があり、1周6分のコースを運転します。コースには4つの駅があり、カーブ、信号、発車・停車などあらゆるシーンを体験できます。
(南館)
●はやぶさ展示
車両ステーションを通過して新設の南館に行くと会える実物大のはやぶさ先頭車両。中には入れませんが、ぴかぴかの車体を間近で見て、窓からグランクラスの座席を覗けます。
●車掌シミュレータ
京浜東北線の車両内で、車掌の仕事体験ができます。10時から整理券配布。小学生以上対象で、1回500円です。車掌体験ということは、車内アナウンスができるのでしょうか!?やってみたい~!
●仕事実演・体験
館内は仕事ステーションといい、鉄道の仕事を体験したり、解説を聞いて学べる場所になっています。こちらのイベントも時間順に並べてみました。
<11時>みどりの窓口のきっぷ発券体験
<13時>鉄道の仕事連携実演
<14時>自動券売機でのきっぷ購入体験
●てっぱく広場
南館の外には、ミニはやぶさ号が走る公園「てっぱく広場」が。かがやき形の滑り台と、新幹線の形をした遊具が5台あります。ミニはやぶさ号は1回200円です。
◆【2階】
(本館)
●鉄道車両年表
中央の車両ステーション2階の壁にある年表。鉄道が開業してから現在までの車両の歴史を、大きめの模型とともに年表で見れます。息子は模型に大興奮。
●鉄道ジオラマ
リニューアルした日本最大級の鉄道ジオラマ。シアターになっていて、1時間に1回、解説プログラムがあります。見どころははやぶさ・こまちの連結切り離しと、都心の環状線で2つの列車が追いつきそうになりながらも車間をとって安全に走る様子を再現したシーン。私のようにぼーっと見ていると見逃してしまうので、心の準備をしてご覧下さい!なお、ベビーカーは座席に持ち込めません。
(北館)
●てっぱくシアター
3Dメガネをつけて車両の映像を楽しめるシアター。10時から受付開始の予約制です。
●科学ステーション2F
鉄道が走る仕組みを学べるエリア。自由研究のネタにもってこいです。そういえば、どうして電車は走るのか・・?分かるようで分からない鉄道の仕組みを学べます。
(南館)
●E5シミュレータ
新幹線「はやぶさ」の運転体験ができます。時速320キロの運転を体験できるなんて、やってみたいじゃないか・・!!10時から整理券配布、小学生以上対象、1回500円です。
●運転士体験教室
ディスプレイ付運転台で、講師のアドバイスを受けながら運転体験ができます。実際の運転士養成設備を基本に作られており、初級・中級・上級プログラムがあって、本格的に運転体験ができます。機器の見方や、指差称呼のやり方も教えてもらえるそう。10時から受付開始で定員20名、1回500円。1回40分で、小学5年生以上対象です(1~4年生は付き添いの同席があれば体験可能)。
●未来ステーション
自分のアバターを作って、未来の鉄道世界をアニメーションで体験するコーナー。息子が成人する頃には、世の中どうなっているのでしょう?
◆【3階】
(本館)
●新幹線ラウンジ
普段は高架を走る新幹線を、同じ目線で見れるスポット。解説員の方が「あと●分ではやぶさが来ます!」など教えてくれるので、新幹線の高速通過を見逃すことなく楽しめます。はやぶさだ、こまちだ、かがやきだ!と、大好きな新幹線のオンパレードで息子にとっては夢の世界。
◆【4階】
●レストラン・テラス
新幹線を見ながら食事ができるビューレストランと、隣接するテラス。テラスは飲食可で、ウッドデッキと芝生の気持ち良い空間です。ビューレストランでは肉うどんを食べましたが、とてもおいしかったです。
ちなみにレストランは他にも1階に「駅弁屋」(北・南)、2階に「トレインレストラン日本食堂」があります。駅弁屋では、新幹線や蒸気機関車の形をした容器に入ったお弁当があり、空き容器で遊んでいる子を見かけて息子が羨ましがっていました。新幹線型は「かがやき」と「ハローキティ」があります。かわいい!
そして「トレインレストラン日本食堂」は食堂車のような内装の落ち着いた雰囲気の中、食堂車の人気メニューが食べられます。しかも食器は寝台特急「北斗星」で実際に使用していたものだそう。子どもがもう少し大きくなったら行ってみたいです。
◆おわりに
いやー、書き出してみると本当に見どころ満載ですね!出口を出て右側にスタンプ台があって、記念カードにスタンプを押して持って帰れるので、こちらもぜひ。
あと、授乳室は3階以外の各階に1つずつあるのですが、1~2部屋程度で、狭かったり細長かったりと若干難ありです。大きいベビーカーは持ち込まない、授乳しやすい服装にする、時間に余裕を持つなど、心の準備をしておくと慌てなくて良いと思います。
次回は2018/10/29まで開催している「てっぱく11歳、秋の感謝祭!」についてご紹介します。期間中、楽しそうなイベントが盛りだくさんなのですが、開催日が限定されています。「四季島に手を振ろう!」というイベントは、なんと本日のみ開催ですので、参加希望の方は今すぐてっぱくへ行くご準備を!
▼「てっぱく11歳、秋の感謝祭!」についての記事はこちら▼
▼「てっぱく11歳、秋の感謝祭!」の詳細はこちら▼
http://www.railway-museum.jp/press/pdf/20180920_1.pdf
▼鉄道博物館のHPはこちら▼
▼鉄道博物館①の記事はこちら▼
▼鉄道系レジャースポットに関するほかの記事はこちら▼