アボカドの育て方 実がならない原因は?
私の実家には小さい庭があります。
花より木が多い庭で、どちらかというと和風。
高さ5〜10mのコブシやモクレンが植わっていて、地面は雑草が生い茂っています。
その中に紛れて、南国っぽい大きい葉っぱを揺らす、ひときわ存在感を放つ木。
これは、15年ほど前に母が植えたアボカドです。
ふつーにスーパーで買ったアボカドです。
料理のときに取り除いた種を植えてみたら、あっという間に育ちました。
1年後には木になっていたように思います。
数年後には2階の窓に届く高さになりました。
夏になると葉がうっそうとして、庭の一角がジャングルみたいになります。
大きな陰を作ってくれて助かります。
ただ、実がなりません。
植木屋さんによると、考えられる原因は2つ。
①オスかメスのどちらかしかないので受精しない。
②一度成長中の幹を切ってしまうと実がならない。
ずーっと信じていましたが、調べてみると、ちょっと違うみたい。
アボカドは雌雄異熟花といって、1つの木に雄花と雌花がありますが、開花時期がずれていて同時には咲きません。
雌花は午前咲き、雄花は翌日の午後咲く、という具合です。
このパターンはAタイプと呼ばれ、逆に、雄が午前、雌が翌日午後咲くのはBタイプです。
なので、AタイプとBタイプを一緒に栽培し、受粉させることが必要なのだそう。
(↑avocad000さんのブログより)
ただし、1本の木で自然に受粉することもあるし、人工授粉させることもできます。
雄花の「やく」を冷蔵庫で保管しておいて、雌花が咲いたら「やく」に入っている花粉をつけて受粉させるのだそうです。
おお!希望の光が見えて来た!!
しかし問題は、今までアボカドの花すら見た事が無い事・・。
花がなければ人工授粉もできません。
どんな花かも知らなかったから、もしかして、気づかないうちに咲いてたかも。
開花時期は5〜6月。
・・終わった・・。
チャレンジは来年に持ち越しでしょうか。
アボカド栽培に興味のある方、種まきの適時期は5〜7月だそうです。
今がチャンス。
私のようにならない為にも、ぜひ育て方をチェックした上で試してみてください!
庭じゃなくても、鉢植えで観葉植物として育てるのも流行っているそうです。
▼育て方など参考にしたHPはこちら▼